誰だって汚い場所で生活をしたくはないでしょう。しかし平気で道にたばこや空き缶を捨てる人がいます。

その人たちも町が汚れてしまうのは嫌だと感じると思います。ではなぜ、捨てるのか?

それは、「そのごみを拾う人がいることを知っているから」だ思います。

ボランティア、ごみの清掃の方々、管理している人、その従業員の方、といったいろんな人がそのごみをきちんとゴミ箱に入れています。

それを知っているからごみを捨てるのです。

ルール違反だと相手に主張するとき、とても強気で言うのは、それは日本が法律で守られているから、何かあれば警察を呼ぶという人は

呼べば警察が来てくれると知っているからです。

これは、依存や甘えと表現できます。違う言い方だと、信用しているとも言えます。

相手が言うことを聞いてくれるための武器がルールであり、法律なのか、そういう目的で作られたものなのか、今一度考えてみてください。

行政書士 西本