警察24時などを昔見ていたのですが、ちょっと法律を勉強してみて犯罪者の意図について考えたりしたりすることがあります。

万引き(窃盗)をして、お店の方に捕まった場面が流れることがあります。

この場面では、「家族(会社)には言わないでください」「警察に通報しないでください」という発言を聞きます。

確かに、家族や会社に言われれば困りますし、警察に通報されれば刑事手続きが待っています。

穏便に終われるなら終われればよいでしょう。

ただ、この発言が出るのは、穏便に終わらせたいというよりも「バレなければ何をしてもよい」と考えているからではないか?と思ったりもします。

誰かに知られて困ることをやっているのはそもそもそのような行為をしている自分自身ですし、その責任は自身で取るべきで、そのようなことにならないように多くの方は自身を制止しながら社会を生きているはずです。

にもかかわらず、バレてしまったら「言わないで」というのは自身を制止する意図すら持っていなかった、すなわちバレなければ何をしてもよいと考えていたからではないかともとれるのです。

やってはいけないことをやってしまった場合、真っ先に「謝罪:すみませんでした」というのが筋なのでは。と思います。

その人の事情に関して何かあれば、被害にあった方から聞かれれば答え、それをくみ取るかどうかは被害にあった方がすればよいのですから。

大野