平均という言葉は、ならすこと・中間的な値を表すときに使います。

数学的には、平均という言葉は「相加平均」「相乗平均」「調和平均」などに分類されています。
一般的に数値的な値で使われる平均という言葉は、「相加平均」だそうです。

平均という言葉はよくできていると思います。

ある企業のボーナスが平均00万円でした。とあった場合、その金額が高ければ高いほど、いい会社だな・儲かっているなと思いがちです。

しかし、あくまで平均ですから、平均より多くボーナスをもらっている人も存在し、平均より少ないボーナスをもらっている人も存在しているということになります。

ボーナスの平均値を押し上げているのは役職などが多くの金額をもらっていることもあり得ます。

多くの方が平均値もしくは平均値以下のボーナスをもらっているはずであるのに、平均値から見て景気が良くなった来たと判断されても、労働者からすると実感が湧かないのは当然だと思います。

中間値を表すことは一定の指標にはなりますが、中間値のみで様々なことを判断するのは注意が必要です。