債権とは、ある者が特定の者に対して特定の行為をさせる権利をいいます。

民法において、債権の発生原因を4つ規定しています。
・契約
・事務管理
・不当利得
・不法行為

一般の方になじみがあるものは、契約を根拠とするものではないでしょうか。
例えば、売主としてある建物を3000万円でAさんに売るという契約をしたとします。
この場合、売主は3000万円を受け取る権利(債権)を得て、建物をAさんに渡す義務(債務)を負います。
かわって、Aさんは建物を受け取る権利(債権)を得て、3000万円を売主に渡す義務(債務)を負います。

債権をもっていることで、
売主は、Aさんに「3000万円を支払え」と主張することができ、
Aさんは、売主に「建物を引き渡せ」と主張することができます。

何を根拠として債権をもっているのか考えるのも楽しいと思います。
ほとんどが契約を根拠とするものですが。

大野