トム・クルーズ主演の映画でラストサムライというものがありましたね。
2003年の映画で明治初期の日本を舞台にしたサムライの映画でした。
もう20年近い前の映画ということになります。

映画公開から時が流れ、現在のラストサムライについて考えてみました。
戦国時代では、刀が主流だった戦い方が銃に変わった。
頑なに刀での戦いをしようとしたものは戦に敗れていきました。
織田信長が強かったのも、いち早く銃の戦い方を取り入れたからだと思います。

明治時代では、映画の通りサムライというものが終わり西洋の文化が取り入れられていったにも関わらず、草履に刀・ちょんまげスタイルを頑なに捨てなかった者たちをラストサムライと呼んだのだと思います。
サムライスタイルを貫いた者たちをラストサムライというので、この言葉を他に転用できるかはいささか疑問ですが、そこは考えないでくださいね。

現代ではどうでしょう。
強いてラストサムライをあげるとするならば、携帯電話に関することでしょう。
現在では当たり前になっているスマートフォンですが、出始めた時にはガラケーで十分だといわれていました。
このガラケー信者をラストサムライと置き換えてもよいでしょう。

時代によって革新的技術が提供され、初めは懐疑的な立場であったものをラストサムライとしてこのブログを書かしてもらいましたが、いかがでしたか。
今後、自動運転や全自動家事ロボットなどが提供されたときに、そんなものは危ないから人間がやるべきだという立場の人たちをラストサムライと呼ぶのかもしれませんね。
今までの流れでは、ラストサムライが勝ったことはないですが、どうなるでしょう。

大野