先日司法試験、司法試験予備試験の延期が発表されました。さすがに緊急事態宣言が出されたのに、人が大勢集まるイベントを国が行うことなどできるはずもないため当然の措置と思います。

しかし、司法試験は回数制限があること、予備試験に至っては3段階の試験となっており最終合格者が発表された後、本番の司法試験までの期間はわずか半年となっています。この間に選択科目も勉強することになる方も大勢います。というのは予備試験そのものの合格率は3%から4%程度でありこの勉強で通常は手いっぱいだからです。そうなると時期をずらすという延期を取った場合にはどうなるのか。

かといって今年は、なしにして来年にまとめてやるとなれば、予備試験の受験者は少なくとも増えます。倍率に影響するでしょうからここも問題となります。また就職活動などしていた方や勉強のために予備校を利用された方の講座を受けることができる期間にも影響します。

これが行政書士試験にも言えることになります。合格したらすぐに開業できる資格ですから、その年の開業者はその年の合格者に関しては0となります。また来年にまとめて試験をした場合今年何らかの形で勉強されている方は参戦するでしょうから来年の受験者は増えます。

ただ、この試験は絶対評価ですから倍率はあまり関係ありません。自身が180点を取ればそれでよいのですから。

ですので、仮に延期になっても心配はいりません。今できることを淡々と進めていくことです。

ただ一般知識は聞かれる内容に変更があるのは予想できます。まだ情報が錯綜している所ですのではっきりとは言えませんが、今回のコロナにより何が問題となっているか、今後はどう動くべきかという点はある程度浮き彫りになりました。この辺りから出題される内容を絞り込み、予想問題を作成してみようと思います。

当事務所で個別指導の受講をされている方、これから受講されるご予定の方、是非楽しみにしておいてください。

西本