日本では外国人が日本に来る際、その入国を禁止する場合を法律で定めています。
入管法5条では、以下の事由が認められる場合には、日本への入国を拒否しています。
①保健・衛生上の観点から上陸を認めることが好ましくない者
②反社会性が強いと認められることにより上陸を認めることが好ましくない者
③日本から強制退去を受けたことなどにより上陸を認めることが好ましくない者
④日本の利益または公安を害するおそれがあるため上陸を認めることが好ましくない者
⑤相互主義(日本人が対象となった外国人の国において①~④の理由以外で日本人を上陸させない場合には、日本も同様な措置をとること=対象となった外国人の国が日本人に対して行った待遇を日本も行うこと)に基づき上陸を認めない者

どれかに該当すると、外国人は日本に入国することを拒否されます。

新型コロナウィルスを理由として外国人が日本に入国することを拒否されるのは、この条文によるものです。
具体的には、入管法5条1項14号「法務大臣において日本国の利益または公安を害する行為を行うおそれがあると認めるに足りる相当の理由がある者」を適用しています(④に該当します)。

日本に来る外国人が減り観光業が疲弊しているというニュースが出てきています。
一刻も早く事態が収束することを祈ります。

大野